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 去年の11月、初めて、兵庫県立芸術文化センターを訪れました。
 聖響さんの、ブラームスの交響曲の全曲演奏会を観に行くためです。
 そのときは、もう、しばらく来ることがないと思っていましたが、半年後、やはり、同じ場所にいました
 プログラムが、魅力的すぎます! なんだか、3回目の西宮行き、近いうちに、ありそうな予感です
 今回は、モーツァルトの『交響曲第33番 変ロ長調 K.319』、シューベルトの『交響曲第3番 ニ長調 D. 200 』、シューマンの『交響曲第3番 変ホ長調 <ライン> op.97』と、3づくし。初め、このプログラムを知ったとき、1日の公演の内容にしては多すぎる…でも、まさか、1日1曲じゃないだろうし…と、思っていましたが、まさかの1日全曲演奏でした
 前回のブラームスの全曲演奏会もそうですが、ハードな内容です。聴衆側にとっては、ゼイタク極まりないのですが。
 だいたい、こういう演奏会は、2時間の時間を見ればじゅうぶんなのですが、今回は、もっとかかるかな…と思いましたが、実際に聴いてみると、ほぼ2時間で終了。特に、シューマンの『交響曲第3番 変ホ長調 <ライン> op.97』は、少し、テンポが速めだったということもあるのか、収まるものなのですね…。
 今回、貴重な体験をしたと思うのは、同じオケで、同じプログラムを、3回も聴けたことにあると思います。もちろん、CDを3回聴くのとは勝手が違って、1日、1日で、感動するポイントが違って、生モノのよさを味わえました。初日は、モーツァルトの『交響曲第33番 変ロ長調 K.319』、2日目は、シューマンの『交響曲第3番 変ホ長調 <ライン> op.97』、最終日は、アンコール曲の、モーツァルトの『ティベルティメント ヘ長調 K.138』の第2楽章でした。
 今回も、対向配列とピリオド奏法が取り入れられていました。また、先日の神奈川フィルの演奏会でも登場した、バロック・ティンパニも使われていました。その曲が作られた時代を検証して、現代で取り入れられるものを取り入れ、曲の魅力を引き出すという、聖響さんマジックに、また、かかってしまったようです。モーツァルトとシューベルトは、ほとんど、ちゃんと聴いたことがなかったのですが、こんないい曲だったんだなと、また、聖響さんに教えてもらいました
 この公演のオケ、兵庫芸術文化センター管弦楽団の団員さんは、主として、35歳以下の若手演奏家の方たちで構成されていて、聖響さんのひと振りひと振りを、団員さんが見逃さず、熱心についていくような気が感じられる、いい演奏会でした。
 インフルエンザ感染のニュースで、一瞬、行くのをためらったこともありましたが、どうやら、感染もまぬがれたようで、結果的には、行ってよかったと思っています。
 次回は、今週末。久々のシエナ・ウィンド・オーケストラとの共演です。
 今週末が、待ち遠しいです。

 *プログラム*
 モーツァルト:交響曲第33番 変ロ長調 K.319
 シューベルト:交響曲第3番 ニ長調 D. 200
 シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 <ライン> op.97

 *アンコール*
 モーツァルト:ティベルティメント ヘ長調 K.138 第2楽章

念願の…!

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 『題名のない音楽会』の司会が、佐渡裕さんに替わってから、ずっと、望んでいたことがあります。
 それは、金聖響さん出演…
 もともと、佐渡さんのアシスタントをされてたり、プライベートでも親交があるので、近いうちに、必ず、あるだろうと思っていたら、2月に、いきなり実現されちゃいました。それも、スタジオ撮りで。
 それはそれで、嬉しかったのですが、『題名のない音楽会』といえば、公開録画ではないでしょうか…。
 なかなか当たらないと聞きますが、公開録画があったら、なんとしてでも行くと決めていました。
 そして、ようやく、それが実現です
 家族の名前を借りて、ハガキ、書きまくりました。1枚しか当たりませんでしたが、じゅうぶんです
 会場の東京オペラシティへ行ってきました。
 まず、驚いたのが、前説、佐渡さん本人がやられるんですね
 よく、売れない芸人さんとかADさんが、こういう番組の前説やっているって話を聞いたことがあるのですが…。前の週の日曜日に、海外で演奏会をして、昨日、帰国したばかりだそうです。そんな、世界的指揮者の前説、なかなか観られるものではないような気がします。
 本日の1本目は、ガーシュインの『ラプソディ・イン・ブルー』誕生物語。
 ピアニストの松永貴志さんがガーシュインに扮し、『ラプソディ・イン・ブルー』が生まれるまでを寸劇にしていました。
 ガーシュイン本人がまったく知らないまま、演奏会で発表されることが新聞に載り、3週間で書き上げられ、初演当日は、ピアノ譜が未完だったので、アドリブ演奏だったという、いわくつきの曲だったんですね〜。初演でのガーシュインのアドリブ、聴いてみたかったです(とりあえず、生まれてませんが)。
 また、寸劇でのガーシュイン以外の役は、すべて佐渡裕さんの担当。芸達者な、佐渡さん、番組内でも、大忙しでした
 ちなみに、金聖響さんの登場は、『ラプソディ・イン・ブルー』の指揮のみ。
 2本目で、いよいよ、金聖響さんがゲストとして、登場です。
 テーマは、ベートーヴェンの交響曲<運命>の徹底解剖。
 2月に、金聖響さんも出演されたとき、ベートーヴェンの交響曲<運命>の話が出たところ、視聴者から、ものすごい反響があったらしく、それを受けての企画とのことです。
 この曲、出だしだけでも、ツッコミどころ満載の曲なんですね。
 たとえば、有名なフレーズの、♪ジャジャジャジャーン。
 休符から始まるので、演奏するときはすごく緊張するという話から始まり、 この休符がなかったら、どうなるのか、また、どの楽器も、ユニゾンで演奏されるが、 和音にしたらどうなるのか、実際の演奏を聴いてみると、すごく雰囲気が変わって、違う曲のようにも聴こえました。
 また、楽譜では、弦楽器以外、ほとんどの楽器は演奏されていないのですが、ベートーヴェンの初めのスケッチどおりの楽器を使って演奏したら、どうなるのかという演奏も、興味深かったです。
 演奏は、対向配列で、ピリオド奏法を取り入れたもので、第一楽章のみでしたが、満足でした。
 もし、お休みの朝、少しお時間に余裕があるようでしたら、放送をチェックしてみてください。
 ガーシュイン誕生物語は、9月6日、ベートーヴェン<運命>徹底解剖は、5月31日の朝9時、テレビ朝日系で放送です。

 <番組HP>
 http://www.tv-asahi.co.jp/daimei

予習はしっかりと



 24。日本国内のオーケストラの数です。この数字をきいたとき、私は、思ったより少ないと思ったのですが、皆さんは、いかがでしょうか。
 日本の都道府県は47なので、単純計算しても、各都道府県に1つオーケストラがないことは分かります。現在、四国にはありません。そして、北海道と九州には、1つずつ。それでも、今から、35年前は、この数の半分ほどのオーケストラしかなく、経営も厳しく、首都圏外で、生のオーケストラの演奏が聴けるという機会は、めったになかったそうです。小澤征爾さんが、秋の園遊会で、天皇に、この現状を伝えたのをきっかけに、日本交響楽振興財団が設立されることになったとのこと。
 今日は、その35周年記念ガラ・コンサートが開かれたので、行ってきました。…といっても、おめあては、金聖響さんのベートーヴェンだったのですが
 出演されたマエストロは、金聖響さんをはじめ、手塚幸紀さん、大友直人さん、円光寺雅彦さんという顔ぶれ。そして、演奏される曲も、よく耳にする超有名曲の、いいトコどり。ガラ・コンサートって、演奏する側は、曲数が多くてたいへんだと思いますが、聴く側にとっては、おトク感たっぷりなので、機会があると、出かけるようにしています。
 本日もまた、名曲のおいしいトコを味わってまいりました
 そして、やっぱり、いつ聴いても、金聖響さんのベートーヴェンは、最高です。今日のプログラムの7番は、9曲の交響曲の中でも、クラシックという枠を超えていて、どんなジャンルの曲なのか、説明が難しい気がします。金聖響さんの指揮で聴くと、すごくそういう感じがします。どちらかというと、ロックを聴いた後のような、熱っぽさが残るというか
 来月は、いよいよ、神奈川フィル常任指揮者の就任披露演奏会があります。曲目は、同じくベートヴェンの交響曲(7番ではなく、3番なのですが)。年が明けてから、初めての金聖響さんは、来月の演奏会の予習になりました。
 ますます、4月25日が楽しみです


 *プログラム*
 ドボルザーク:交響曲 第9番「新世界より」 第1楽章・第2楽章
 ベート−ヴェン:交響曲 第7番 第3楽章・第4楽章
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 巡礼の合唱 
 ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 ノルウェイの水夫の合唱
 ザイツ:歌劇「ニコラ・シュービッチ・ズリンスキー」 ウ・ボイ
 ブラームス:交響曲第1番 第1楽章
 マーラー:交響曲第1番「巨人」 第4楽章

ブラスの夢の共演



 「夢の共演」というと、人それぞれに、いろいろな組み合わせがあると思います。
 本日、行ってきた、東京佼成ウィンド・オーケストラと、シエナ・ウィンド・オーケストラの合同演奏会は、吹奏楽界の2大オケの夢の共演ということで、会場は満席。かなり、熱気を帯びていました
 プログラムの前半は、東京佼成ウィンド・オーケストラと、シエナ・ウィンド・オーケストラ、それぞれの演奏でした。
 東京佼成ウィンド・オーケストラの演奏曲は、正統派のブラス・サウンドといった感じでした。3曲のうち、1曲は、リストが、バッハの名前の綴り(BACH=シ♭、ラ、ド、シ)の音を使って作った曲を、吹奏楽に編曲したものでしたが、全曲、初めて聴いた吹奏楽の曲に聴こえたので、私にとっては、なじみの浅い世界でした…。それでも、50年という歴史のあるオケの、大きさと重みを、しかと受け止めさせていただきました
 続く、シエナ・ウィンド・オーケストラは、ジョン・ウィリアムズづくし。映画好きの方なら、ご存知かと思いますが、スター・ウォーズの音楽を書いた人です。お約束の『ダース・ベーダーのテーマ』、カッコよかったです。それから、ロサンゼルス・オリンピックの開会式の曲や、ハリー・ポッターのテーマなど、どこかで聴いたことがある曲たちのラインナップは、東京佼成ウィンド・オーケストラと違うカラーが出ていて、おもしろかったです。
 後半は、総勢約130人という、大編成になった合同演奏。かなりの音量で、ド迫力でした。本日の席は、前から13列目で、ちょっとビミョーな位置だなと思っていましたが、音量のことを考えると、無難な席だったように思ったくらいです
 後半のハイライトは、レスピーギの『ローマの松』。もとはクラシックで、ローマの4つの風景の中にある松が見たであろう、その風景の歴史絵巻を、音楽にしているという曲です。曲の途中で、ナイチンゲールの鳴き声のレコード(CD)をかけたり、ステージ上の演奏者の他に、バンダという、管楽器の別部隊が現れたりするので、実際に演奏を耳にしたほうが楽しめる曲ではないでしょうか。
 圧巻だったのは、最後の『アッピア街道の松』という曲です。朝もやの中、ローマ軍が、凱旋してくるさまを描いているのですが、遠くから軍がだんだんと近づいてきて、最後は、高らかなファンファーレがあったりして、それはそれは、ますらをな曲なのです。初めて聴いたときには、完全に、持って行かれてしまいました
 今日も、聴き終わった後は、燃え尽きてしまって、ほとんど抜け殻になっていたのに、さらに、アンコールで、もう一度、『アッピア街道の松』をリピートされ、トドメをさされてしまいました
 慌しい年末の中で、それを忘れさせてくれるような、ひとときを過ごしてきました。
 今日ここで、ひと息入れたぶん、これから、大掃除や買出しと、家族サービス、頑張ります

ブラス、ふたたび



 久しぶりの池袋です。
 すいぶん前のことになるのですが、私は、池袋にある会社に勤めており、家も、池袋駅から歩いて10分ほどの雑司が谷に住んでいました。近くを都電が走り、目白や、高田馬場まで、足をのばせるので、休みの日は、あちこちに出かけていました。それが、横浜に戻ってきてからは、新宿より先に行くのがおっくうで、3年くらい前に、奥多摩に山登りに行った帰りに利用したのが、最後だったと思います。
 今日の演奏会は、土曜日で、14時の開演だったので、ちょっと時間がかかっても大丈夫かなと思っていました。でも、今さらながら、湘南ライナー、便利ですねぇ…。横浜から池袋まで、約40分。ソッコーで、仕事を定時に上がって、ちょっと頑張れば、平日の東京芸術劇場の演奏会に行けてしまうかもしれないです。
 クラシックを中心に聴いている者にとっては、吹奏楽は、未知の世界なので、金聖響さんが、シエナ・ウィンド・オーケストラを指揮すると聞くと、降ったばかりの雪の上に、自分の足あとを残すような、ワクワク感があります。ヴァイオリンなどの弦楽器隊がいないため、曲の雰囲気がガラリと変わるのも、おもしろいのです。それに、耳なじみの曲は、ほとんどないので、いつ終わったのか分からない…というのも、結構、新鮮だったりします
 さて、本日もまた、ガーシュインの『ラプソディ・イン・ブルー』を聴きました。金聖響さんの演奏会では、本当に、『ラプソディ・イン・ブルー』が、プログラムに入っていることが多いです(それと、『ウェストサイド・ストーリー』)。
 今までのベストは、ソリストが山下洋輔さんの演奏会でしょうか。でも、今日の外山啓介さんも、よかったです。昨年のデビュー・コンサートが、オール・ショパン・プログラムだったので、聴きに行きましたが、そのときより、存在感が強くなっているように感じました。…というより、外山さんのピアノは、ガーシュインが似合うのかもしれません。テクニックはあるし、ダイナミックなタッチなので、メチャメチャ、カッコイイ、イケメンな『ラプソディ・イン・ブルー』が聴けました。また、カデンツの部分も、いつも聴くのと違うヴァージョンだったようで、興味深かったです。
 そして、最後は、お約束の、『星条旗よ、永遠なれ』。会場で、楽器を持っている人は、ステージに上がって、シエナ・ウィンド・オーケストラの方と、一緒に演奏ができます。これを観るたびに、吹奏楽をやっておくんだったと思います。楽器ならなんでもいいので、カスタネットでも、トライアングルでもOKなのですが、いいオトナが、それを持っていくというのも、さすがに勇気が…。
 今年、27日に、もう1度、金聖響さん指揮の吹奏楽のお楽しみがあります。今度は、東京国際フォーラム。しっかり、チケットはゲットしたので、そのご報告は、また、今度。

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