山本貴志I 山本貴志I
(2006/01/21)
ビクターエンタテインメント
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 プロバイダを変えたので、前のプロバイダでレンタルしていたモデムを返送しに、郵便局へ行ってきました。もう、年賀状が販売されているんですね。それを見て、来年の年明けに、ロン・ティボー国際音楽コンクールと、チャイコフスキー国際コンクール入賞者のガラ・コンサートがあることを思い出したので、仕事帰りに、しっかりチケットをおさえておきました。ガラ・コンサートは、普段の演奏会よりボリュームのあるプログラムが組まれるので、おトク感があって好きなんです
 これらのコンクールと並んで、ピアノの3大国際コンクールといえば、ショパン国際コンクールも忘れてはいけません。このコンクールは5年に1回の開催で、前回は2005年の10月だったので、入賞者のガラ・コンサートは、去年の年明けに行われました。4位入賞した山本貴志さんも出場していて、そのとき初めて演奏を聴いたのです。2ヶ月ほど前の演奏会に行けなかったので、本日、BSで放送されたものをチェックしました
 ガラ・コンサートでも弾いた、ショパンの『舟歌 嬰ヘ長調 Op.60』(八代亜紀さんのソレとは、かなり違うので注意デス)が、印象的でした。山本貴志さんは、ピアノを弾いているとき、時おり、鍵盤に顔がつきそうなくらいになるのですが、個人的には、ショパンは、思いをこめて弾く方が好きなので、この独特ともいえる演奏スタイルが好きなんです。巨匠の円熟した演奏もいいのですが、「これから」を期待させるコンクール入賞者の演奏も、聴いているとドキドキしてきちゃいます
 山本貴志さんは、現在、ワルシャワ音楽院在学中のため、ポーランド在住。いつか、横浜みなとみらいホールにも来てくれると、嬉しいのですが、その日が待ち遠しいです




 日本シリーズ真っ只中ですが、海の向こうのメジャー・リーグも、盛り上がっていますね
 WBCで全日本が優勝したときは、友人宅でテレビを観ていたのですが、本当に盛り上がりました。メジャーの舞台で、次々と日本人選手が活躍するのを見ていると、嬉しくなります。野球は、日本のお家芸といっては、まだ、いけませんかね。
 ポーランドのお家芸といえば、ショパンではないでしょうか。
 ポーランド出身ではなくても、優れたショパン弾きはたくさんいます。でも、ショパンの音楽のルーツといえる、マズルカやポロネーズのもつ風土感、独特のリズム感を伝えられるのは、やはり、ポーランドの人であってほしいと思うのです。
 第二次世界中、ナチス・ドイツの攻撃が激しくなるなかで、ポーランドの人々の心の拠り所は、ショパンの音楽であったといいます。ナチスはその拠り所を奪おうと、ショパンの死後、祖国に帰ってきたショパンの心臓を、何度も手に入れようとしました。そのたびに、さまざまな人に守られて、現在、ワルシャワの聖十字架教会に安置されているのです。
 そんな歴史をもつポーランドのピアニスト、ピオトル・パレチニさんの『ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11』を聴いてきました。美しくて力強い音色に、ぐいぐいと引っ張られぱなしでした。また、この曲のナショナル・エディションでの演奏を生で聴くのは初めてだったので、感動も倍増です
 今まで、広く使われていたショパンの楽譜の中には、出版社の編集や印刷の段階などで、ショパン以外の人間が、オリジナル譜の一部を変えてしまって、そのままにされていたものがありました。そこで、ショパンの自筆譜やメモ書きなど、信頼できる資料をもとに、ショパンの意図に忠実になるよう編集された楽譜のことを、ナショナル・エディションというのです。聴き慣れた演奏と、どこが違うのかを聴き比べるのも、楽しみのひとつでもあります。
 ポーランドお家芸のショパン、たっぷり堪能させていただきました。さすが、パレチニさんです

  
ショパニッシモI ~「ナショナル・エディション」によるショパン集~ ショパニッシモI ~「ナショナル・エディション」によるショパン集~
河合優子 (2006/07/14)
コンサートイマジン
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 今日は、浜離宮朝日ホールで、河合優子さんのChopinissimoシリーズ第4回の演奏会を聴いてきました
 今日のプログラムには、私が初めて優子さんのピアノをすごく好きになった曲、『エチュード Op.25-12 <大洋>』がありました。普段は、ゆっくりとした話し方で、優しい物腰の素敵な方なのですが、演奏はとても情熱的です。ポーランドでピアノの勉強するために、たった1年でポーランド語をマスターして、ひたむきに音楽と向き合ってきた、優子さんのショパンやピアノへの思いが表れているようで、聴いた後は体が熱くなります。
 ショパンが表現しようとしていた曲の世界は、どんなものだったのか。ポーランドでは、ショパンの自筆譜やメモ書きなどの資料を頼りに研究が進められ、まだ全曲ではないのですが、ナショナル・エディションという楽譜が出版されています。ショパン国際コンクールでは、すでに、この楽譜が使われており、このプロジェクトに参加している優子さんも、今日の演奏会で使っています。
 よく耳にする演奏と少し違ったところもあって、初めてショパンを聴く人はもちろん、もともとショパンが好きな人にも、オススメです。次回第5回は、来年1月。プログラムも、胃腸薬の大○胃酸のCMでおなじみの曲(『プレリュード Op.28-6』)や、『プレリュード Op.28-15 <雨だれ>』など、名曲ぞろいです。興味のある方はぜひ
 

トキメキの再会

ラファウ・ブレハッチI ラファウ・ブレハッチI
ブレハッチ(ラファウ) (2006/01/21)
ビクターエンタテインメント
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 嬉しいことに、また、ラファウ・ブレハッチさんが来日してくれたので、演奏会へ行ってきました。今日の私のポイントは3つ

 ・ショパン以外の曲をどう弾くのか(前回はオール・ショパンプログラム)
 ・前回の演奏会で、『24の前奏曲 Op.28』の前半12曲を聴いたので、後半の12曲を聴くこと
 ・ピアノの演奏会でのP席は、どうなのか(ピアノの演奏会では初体験

 プログラムの最初はバッハの『イタリア協奏曲』でした。ブレハッチさんの演奏は瑞々しく、ぐいぐいと曲の中に引っ張られ、聴き終わった後も、まだ胸がドキドキしていました。持論なのですが、ショパニストは、他の作曲家の曲もハズレない。ブレハッチさんも、例にもれないショパニストだと思います。
 プログラム後半は、お約束のショパン・プログラム。会場は、女性が圧倒的に多かったのですが、皆さん、うっとりとした表情で聴いていました。私もその一人で、ラストの『24の前奏曲 Op.28』にたどり着く頃には、感動で涙が出そうになっていました。演奏順序もよく練られているのでしょう。すっかりヤラレてしまいました
 P席というのは、演奏会によく行かれる方は説明不要だと思いますが、ステージ後方にある座席です。いつもと違った角度で演奏が見られるので、私は機会があったらP席を指定しています。ピアノの場合でもP席はいいですね。今日も、前の方の座席だったので、ブレハッチさんがものすごく近かったし、会場の様子がよく分かるし、もともと今日の会場だった横浜みなとみらいホールの音の響き方が好きなので、ピアノの響きに包まれて、本当に幸せな2時間を過ごしました
 しかし、すっかり「ブレハッチ・ジャンキー」になってしまったようです。演奏会は終わったばかりなのに、次回の来日公演のことばかり考えています…
 

よきライバル

イム・ドンミンI イム・ドンミンI
イム・ドンミン (2006/01/21)
ビクターエンタテインメント
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 最近、日本と韓国は、世界を舞台に、善戦しているなと感じます。
 サッカーやフィギュアスケートなどのスポーツが目立ちますが、それだけでなく、音楽でも同じことが言えるのかもしれません。
 2005年のショパン国際コンクールでは、ラファウ・ブレハッチさんが第1位、第2位の受賞者はなく、第3位は、韓国出身のイム・ドンミンさんが、4歳下の弟のドンヒョクさんと分け合いました。ちなみに、第4位は、日本の関本昌平さんと山本貴志さんでした
 ショパン国際コンクールの入賞者ガラコンサートでは、イム・ドンミンさんの演奏が聴けなかったので、いつか機会に恵まれないかなと思っていたところ、HNK・BSの『クラシック倶楽部』で放送があるとのことで、さっそくチェックしました
 プログラムは、モーツァルトの『ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.333から 第1楽章、第3楽章』と、ショパンの『スケルツォ』全4曲。イム・ドンミンさんのピアノは、深く物静かな感じがしました。ひとつひとつの音が丁寧に奏でられていて、聴く側に、ひとつひとつ染みこんでいくような、そんな演奏でした
 個人的には、今度は、ブラームスを聴いてみたいなと思いました。ブラームスの品があって重みのある音楽は、イム・ドンミンさんの音色に合うのではないでしょうか
 

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